ちばてつやという偉大なマンガ家の足跡を 「ちばてつや落穂拾い集てっちん」

公開日: : 最終更新日:2012/11/24 マンガ

ちばてつや落穂拾い集てっちん
(c)ちばてつや

今年の冬は暖冬との予報から一転して厳しい寒さと予報が変わっていました。
この寒さの中では誰もこの冬が暖冬なんて思いませんよね。
そろそろセーターも着ようかと迷っている
赤い流れ星★彡です、こんばんは。

着てしまうと電車の中の温度調節が難しくなるので迷っているんですね。

さてさて・・・。

先日「デビュー55周年記念 ちばてつや原画展」に行ってきました。
僕はこのようなイベントをやっていることも知らなかったのですが、
少し疎遠になっていた友人が誘ってくれたんです。嬉しかったです。
で、当日は終業後に会社を飛び出て会場に向かいました。

僕はちばてつやさんのイベントには数多く足を運んでいますので、
目新しさはあるのだろうかと思っていた部分もあるのですが、
新しいとか古いとか、見たことあるとかないとかではないんですね。
その圧倒的な画力に心を奪われ見入ってしまいました。

良いものは何度見ても良い!何度見ても感動することに変わりはありません。
僕はほとんどの作品を持っているので、内容自体はほぼ知っていたのですが、
やはり原画は違います。その線の1本1本に魂が込められていると感じます。
大変な思いをしながら描いている作品ですから、読者もきちんと読まなきゃですね。

そして今回僕がもっとも嬉しかったのが、2009年に非売品として関係者に配られたという
単行本未収録作品集「ちばてつや落穂拾い集てっちん」が販売されていたことなんです。
これは本当に貴重な作品集でして、ここ最近ビッグコミック等で描かれていた
ちばてつやさんの自伝的な作品が含まれているんですね。

僕は以前からこれがどうしても欲しかった。なので2冊買ってしまいました。
そして家に戻りじっくり読んで感動してしまいました。
これは戦争を経験している人でなければ描けない物語です。
読めば誰でも戦争はいけないと思わせる強い気持ちが込められています。

他にもトキワ荘住人の石ノ森章太郎さんや赤塚不二夫さんらとの交流など、
日本のマンガの歴史を知るにもよい作品ばかりです。
皆さんも原画展に行かれて「ちばてつや落穂拾い集てっちん」を購入されませんか。
ちばてつやという日本を代表する偉大なマンガ家の足跡がそこにはありますよ。

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