この時代をどう生きて行けばいいのかに悩んだら「壬生義士伝」はどうでしょう
公開日:
:
最終更新日:2012/10/28
マンガ
今日は昨日のような眠たさに陥らないように、
フリスクと辛めのガムそして大量の飲み物を口にしたところ、
なんと仕事中に全く眠たくならなかった
赤い流れ星★彡です、こんばんは。
終業後に途端に眠気が襲ってきましたが・・・。
さてさて・・・。
本当に混沌としている先の見えない時代だと思います。
今後どうなるのか不安になっている方も多いのでしょう。
現在の状況は、江戸から明治への移行期と似ているだとか、
戦後と状況が似ているだとかも言われますよね。
僕は、今の状況は戦国時代や室町時代の終わりとも似ていると感じています。
いつの時代も時代の変わり目は同じような状況なんでしょう。
僕がこれからの時代も何とか生きて行けるだろうと感じているのは、
それを少しは理解しているからかもしれません。
例えば幕末の状況は、坂本龍馬や勝海舟、西郷隆盛や高杉晋作など
歴史の表舞台に立っていた人物を軸に語られる事が多いですが、
それはほんの一握りの人物たちの話であり、
大多数の普通に生きてきた人の話を知る事はそう多くありません。
そんな一市民がどのようにその時代を過ごしていたのかを知るには
壬生義士伝を読むといいかも知れません。
以前も美しいマンガとして紹介しましたが、
幕末の混沌とした状況を知るにも適した作品であると思います。
勝った方が正義であり、歴史を語るのはいつの時代でも事実でしょうが、
今語られている幕末の多くの話も薩長による歴史であることは否めません。
壬生義士伝は、逆に負けた南部藩の人物を軸に語られている物語です。
主人公はさらに新撰組の隊士でもありました。
辛い状況に追い込まれた主人公たちがどう考え生きていたのか、
そして変わりつつある時代をどう生きて行こうとしたのか、
今の時代を生きる僕たちにとってもそれはヒントになります。
そんな壬生義士伝オススメです。
それにしてもながやす巧さんの絵は息を呑む美しさです。
帯の推薦も浦沢直樹さん、井上雄彦さん、ちばてつやさん、
森川ジョージさん、永井豪さん、藤沢とおるさん、諫山創さんと
信じられない程の豪華メンバーであることからもその凄さが伺えますね。
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