ちから 日本最大の悲劇・忠臣蔵に、時代劇の第一人者が初めて挑んだ!!!!

公開日: : 最終更新日:2014/02/12 マンガ , , , ,

ブログの文章をPCで読みやすいだろうと改行すると
スマホだと読みづらくなることが多々あります。
いまだにブログの改行で悩んでいる
赤い流れ星★彡です、こんばんは。

自分で改行しないのが一番なんですかね。今回は改行なしでやってみよう。

さてさて・・・。

中学生の頃だったでしょうか。週刊少年サンデーで「青空しょって」という爽やかなゴルフマンガが連載されていました。その描写は正に緻密そのもので途中から劇画タッチに変化していきました。しばらくしてから連載が終了し、別の雑誌で作者のお名前を見かけました。その作者の名前は森秀樹さん、作品の名前は「墨攻」。映画化もされましたのでご存知の方も多いでしょうか。

ちから (ビッグコミックススペシャル)

ちから (ビッグコミックススペシャル)

  • 作者:森 秀樹
  • 出版社:小学館
  • 発売日: 2013-09-30

その森秀樹さんの最新作である『ちから』。これが人の名前だとすれば何の物語かピンとくる方も多いでしょう。そう「忠臣蔵」です。忠臣蔵の中心人物である赤穂藩家老の大石内蔵助、その息子である大石主税(ちから)が主人公の作品です。忠臣蔵は大人の世界を中心に描かれることが多いですが、その家族、特に子どもたちの悲劇が描かれています。僕にはどこまで史実に基づいているかは分かりません。ただ、子どもたちにも悲劇が訪れただろうことは想像に難くありません。主人公の許嫁と幼なじみの悲劇。仇であると同時に友とも呼べるような存在との戦い。よく知られるお涙頂戴の物語の影には子どもたちの悲しみがあります。

裏表紙では次のように作品は紹介されています。

江戸時代中期、瀬戸内の比較的豊かな小藩・赤穂藩の平穏な暮らしは、江戸屋敷からの急使が伝えた一報によって突然粉々になった!主君の乱心と江戸城内での刃傷沙汰、そして切腹。しかもこれは悲劇の序章でしかなかった。理不尽な大人の、そして政治の世界に振り回される子供たち。時代劇の名称・森秀樹が、初めて挑む忠臣蔵!大石内蔵助の嫡子・主税(ちから)を主人公に、日本市場最も有名な悲劇を冷静な子供のめせんから余さず描き出した!!

忠臣蔵は忠義の志士として崇められます。確かに、赤穂浪士による仇討ちは心情的な部分や対面的なだけではなく、赤穂藩(既に断絶しているが)の人たちの今後にとっても必要なことだったのかもしれません。ただ、時代によって価値観が変わるのは当然ですが、これからの子どもたちには仇討ちだからとこんな思いや経験はさせたくありません。今も世界では争いごとが耐えません。その悲劇の中心にはいつも何の罪もない子どもたちがいます。いや、子どもに限らず誰にも罪がないのかもしれません。いつか争いごとのない世の中がくることを祈りつつ本を置きました。

ミルフィーユAD

関連記事

no image

マンガジャケ買いします?

買ったままのマンガがたくさんあります本当はもっともっと買いたいんだけど読めてないので買うのを我慢して

記事を読む

猛き黄金の国 岩崎弥太郎

仕事で熱い気持ちが欲しかったら「猛き黄金の国 岩崎弥太郎」はどうでしょう

先日うさん臭い人から営業を受けました。 強引で自分のペースで進めようとして、相手(営業先)の事を全

記事を読む

61Za4cARLgL._SL320_

弱虫ペダル 32巻

コミックだと今月に入って3冊しか購入していなんだな。 それよりもジャンプ、マガジン、サンデーだけで

記事を読む

ドラえもん

短い時間を充実させるには『My First Big』でマンガ「ドラえもん」

(c)藤子・F・不二雄 小学館 マンガ週刊誌が、また1ヶ月分以上溜まっています。 ジャン

記事を読む

スマッシュ!

バトミントンを身近に感じる マンガ「スマッシュ!」

(c)咲香里 講談社 今日の関東地方は快晴でしたね。 空気も乾燥していたからかベランダか

記事を読む

三国志

時間がなくても全60巻最後まで読み続けてしまう マンガ「三国志」

(c)横山光輝 潮出版社 窓を開けると風が心地いいです。 でも、心地よくないタバコの臭い

記事を読む

何を読んだらいいのか迷ったら、まずはワンピースですね。

日曜夕方の定番は笑点ですね。自宅にいる時はいつも見てしまいます。笑点見るとほっと一安心する赤い流れ星

記事を読む

今日のあすかショー

カワイイ女の子で幸せな気分に マンガ「今日のあすかショー」

(c)モリタイシ 小学館 今日は週末の金曜日ですが、 昨日が月曜日だったような気がします

記事を読む

どうぶつの国(13) (少年マガジンコミックス)

どうぶつの国 13巻

2014年元旦です。 2013年は皆さんはどんな年でしたか? ぼくは何だかとてもよい年だったと感

記事を読む

はだしのゲン

戦争の悲惨さを伝えるために マンガ「はだしのゲン」

(c)中沢啓治 汐文社 同じ県内でもこんなに寒暖の差があるのかと驚きます。 昼は暖かいの

記事を読む

ミルフィーユAD

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

ミルフィーユAD

テラフォーマーズ8巻
テラフォーマーズ 8巻 我のある生物たち

最近の人気作は長編になりがちですよね。まあ、確実に売り上げが望める作品

ちから
ちから 日本最大の悲劇・忠臣蔵に、時代劇の第一人者が初めて挑んだ!!!!

ブログの文章をPCで読みやすいだろうと改行すると スマホだと読みづら

SCATTER あなたがここにいてほしい
SCATTER あなたがここにいてほしい 5巻

1枚の写真で心が軽やかになることがあります。 1つの言葉で心が穏やか

レ・ミゼラブル
レ・ミゼラブル 1巻

水仕事をしていると手のひび割れがすごいんです。 お湯ではなく水で洗え

サイボーグ009 完結編 conclusion GOD'S WAR
サイボーグ009完結編 conclusion GOD’S WAR 4巻

書評って難しいんですね。 書くためのルールみたいなのもあったりと・・

→もっと見る

PAGE TOP ↑